ムラサキクラゲ (Thysanostoma thysanura)

濃い赤紫色でふさふさと大きい足が特徴のクラゲ

ムラサキクラゲ

分類動物界 > 刺胞動物門 > 鉢虫綱 > 根口クラゲ目 > ムラサキクラゲ科 > ムラサキクラゲ属 > ムラサキクラゲ
学名Thysanostoma thysanura
英名Violet Jellyfish
和名ムラサキクラゲ

分類データ:BISMaL

生息域

インドネシアから日本南部にかけての暖かい海域

生態

多くの個体はテンジクアジなどアジの仲間と共生している。

くらげ案内

ムラサキクラゲは足がもこもこしてタコクラゲに似ているのが特徴。タコクラゲのように自力で泳いで生活している。日本では全身紫色の個体が見られるが、インドネシアに近づくにつれて黄褐色になる。アジの仲間と共生しており、ともに行動するアジが行き先を決めてムラサキクラゲを誘導する。和名はムラサキクラゲだが、英語はパープルジェリーではない。パープルジェリーはオキクラゲのことを指す。

ギャラリー

リファレンス

  • 日本クラゲ大図鑑(平凡社,2015)/p60,275
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