備前国(岡山県)で名産品として収穫されていた食用クラゲ
ビゼンクラゲの基本情報
分類 | 動物界 > 刺胞動物門 > 鉢虫綱 > 根口クラゲ目 > ビゼンクラゲ科 > ビゼンクラゲ属 > ビゼンクラゲ |
学名 | Rhopilema esculentum |
英名 | eateble Jelly |
和名 | ビゼンクラゲ(備前海月)、スナイロクラゲ(砂色海月) |
分類データ: BISMaL
生息域
温暖で穏やかな世界各地の沿岸や湾内
特徴
力強く自力で泳ぐことができる。毒性はない。40~50cmほどの大型クラゲ。
説明
毒性がないことをいいことに人間に食べられている。中華料理でクラゲと言ったときの代表的な種類がこのビゼンクラゲ。漁の際に意図せず網にかかってしまい漁師を困惑させている。亜種としてスナイロクラゲとヒゼンクラゲがいる。スナイロクラゲはこれまで別種と考えられていたが、ビゼンクラゲの足が青白い色違いとして同種に分類されている。
ギャラリー
リファレンス
- 最新クラゲ図鑑110種のクラゲの不思議な生態(誠文堂新光社,2013)/p38
- 日本クラゲ大図鑑(平凡社,2015)/p49